郵便局の看板
2008年 08月 02日
明治時代の一時期、郵便局をやっていました。
そのときに、店先にぶら下げていたもののようです。
電信、郵便、切手などの文字と、いんぐりっしゅも書いてあります。
英語の素養のある人おったんやろか?
三枚並べると、こんな按配です。
その当時の、表の写真が残っています。大八車がレトロな雰囲気です。
電信柱がなんとも邪魔ですね。
部分をアップにすると文字がよめます。
今の表の写真です。
変わっている所は、玄関先の戸の部分、道路の高さ。
舗装のたびに、道路面が上がり、今では階段をつけています。
これ以上路面が上がると出入りできなくなるかも?
壁の色も黒から、はげちゃびん。
美の壺というテレビで、土蔵のことをやっていました。
江戸時代の商家では黒漆喰が流行したんだとか。
白い漆喰の上に、薄く黒漆喰を塗りこんだようで、
ながい年月を経て、はがれてきたのでしょう。
川越はほとんどの蔵が明治に建てられたそうですが、
いまも黒漆喰の土蔵が多く残っていますね。