明治のハウツー物
2008年 06月 19日
そのうちのひとつが「婦人寶典」という女性の教養全般
を教える本です。
5冊組になっていて、明治36年初版で吉川弘文館の発行です。
明治生まれの祖母が使ったもので、本の中にはがきが栞代わりに
はさまっていました。
カバーも凝った造りになっています。
アップで見ると、こんな感じです。
巻頭言はなんと、「勅語」です。畏れ多くも明治天皇のお言葉です。
朕惟フニ我カ皇祖皇宗・・・
次は「婦人」ですから、当然皇后陛下のお言葉です。
漢字表記は同じですが、勅語はカタカナで令旨はひらがなになっていて、
日付も違っています。何か理由があるのでしょうか。
内容については、次回で。