2018年6月10日(日)、宮清大蔵サロンコンサート開催!
2018年 05月 10日
2018年6月10日(日)、宮清大蔵10周年および、若林暢(のぶ)愛用のピアノ寄贈記念クラシックコンサート
おかげさまで満席になりました。ありがとうございました。(5月13日)
宮清大蔵がイベント会場として生まれ変わったのが2008年。10年もの間、年に2~3回のコンサートや落語会、ビデオ上映会などを開催することができました。これらはすべて北条街づくり振興会を中心とした地域の方々のご協力の賜物です。今回はその感謝の意をこめて、一般財団法人若林暢音楽財団のご協力で、ピアノのビッグ・ネーム「アルバート・ロト」さんをお迎えしての無料コンサートとなりました。今回会場に運び込まれたのは、若林暢さんが愛用していたグランドピアノ。財団のご厚意で宮清大蔵に寄贈され、初お披露目です。若林暢さんが力を入れていた「東日本大震災」への支援も、チャリティーとして取り組みます。
開催概要
タイトル:若林暢さんに捧げる「アルバート・ロト ピアノ演奏会」
日 時 : 2018年6月10日(日)
開 場 13:30
開 演 14:00
会 場 : 宮清大蔵 つくば市北条188
入場料 :無料。事前のご予約が必要です。お申込みは電話にて承ります。
(お申込み受付:5月12日(土)より開始)
予約電話:北条街づくり振興会(10時~16時)080-6788-0693
主 催:北条街づくり振興会
協 力:つくば市商工会、一般財団法人若林暢音楽財団
アクセス:
・電車、バスをご利用の方:TXつくば駅からつくバスに乗り換え
・[北部シャトル] 筑波交流センター下車徒歩10分 (バス乗車時間 約30分)
・[小田シャトル] 北条仲町下車(バス乗車時間約45分)
・乗用車をご利用の方:東大通りを直進→高エネルギー研究機構の次の信号を右折→国道125号をまたいで直進(駐車場完備)
プログラム:
バッハ : 主よ、人の望みの喜びを
ブラームス : ピアノソナタ 第3番 へ短調 作品5
ヴィエニャフスキ:グノーのファウストによる華麗なる幻想曲
(ヴァイオリン:小西真央)
(プログラムは当日変更の場合があります。ご了承ください。)
演奏家プロフィール
Piano アルバート・ロト Albert Lotto
ニューヨークに生まれ、9才のときにブルックリン・シンフォニーとモーツァルトの「戴冠式」を演奏するという神童ぶりを発揮。ジュリアード音楽院でピアノをサッシャ・ゴロニツキーに、室内楽をアーサー・バルサム、ジョセフ・フックス、ナタン・ミルシュタインに師事。1965年第1回モントリオール国際コンクールで優勝。1966年ブゾーニ国際コンクールでも金賞を受賞。1972年リンカーンセンターでニューヨーク・デビューし大成功を収める。彼はずば抜けたピアノ技術と精神性を持ち合わせた天才ピアニストである。
日本には1970年に初来日し好評を得て以来、日本に毎年のように来日し、リサイタルやオーケストラとの共演などで各地を席巻している。彼は優れた研究者でもあり、作曲家チャールス・アイヴズの論文により博士号もうけている。 1999年よりアメリカの誇りでもある世界的ヴァイオリニスト、イツァーク・パールマンの主宰による/パールマン・ミュージックプログラム・ピアノセクションでの講師も務めた。
故 若林 暢(のぶ)/ヴァイオリン Nobu Wakabayashi
東京藝術大学附属高校、東京藝術大学、同大学院を経て、ジュリアード音楽院を卒業。1995年「音楽に登場する悪魔」の論文で博士号を取得。
1986年、ニューヨーク国際芸術家コンクール、モントリオール国際コンクールなどで優勝。ヴィニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールで入賞。最優秀音楽解釈賞、ヘンリク・シェリング賞、ワンダ・ウィルコミルスカ賞、ボズナン市長賞などの副賞を全て受賞し、ヘンリク・シェリングからも絶賛される。
1987年カーネギーホールでのデビューリサイタルは、ニューヨーク・タイムズ紙でも高い評価を受け、その後はアメリカ、ドイツ、イタリア、スペイン、ポーランド、スイス、オーストリア、中国、韓国など世界各地でソリストとしての演奏活動を続けた。
2016年6月8日に58才という若さで亡くなる。偉大な業績を評価する人々の要望により、2017 年ソニー・ミュージックダイレクトのクラシックレーベルG-toneより発売された2枚のCD「愛奏曲集」と「ブラームスヴァイオリンソナタ全集」は度々ビルボードやオリコン週間ランキングに1位と2位のツートップでランクインを果たし、年間ベストセラーのランキングにも、それぞれ1位と2位に選ばれた。
若林暢音楽財団から寄贈された、愛用のグランドピアノ