9月3日(日)、魂のバイオリニスト ー若林暢(のぶ)ー 追悼コンサートが宮清大蔵で開催されました。
演奏会に先立って、先日のNHK朝のニュース番組で放送された映像が紹介されました。
昨年6月58才で亡くなった若林暢さん。最後の演奏の映像とともにそのダイナミックな演奏や、全く名誉欲の無い生き方などが語られました。
若林暢さんは、宮清大蔵のこけら落としでも出演して頂きましたが、今回の演奏会のピアニスト、ヒンターフーバーさん(写真右)とは昨年の演奏会で共演するはずでした。若林さんの病状が悪化して果たせず、1ヶ月後に亡くなったのです。
特に今回の演奏では、若林さんの魂が共演しているかのようなダイナミックな演奏が観客を魅了しました。
終了後のCDのサイン会では多くのみなさまがCDをお求めになり、大盛況でした。
サインに応じるクリストファー・ヒンターフーバーさん(左側)とタマーシュ・ヴァルガさん。若林暢さんのCD売り上げは全額、九州北部豪雨災害の義捐金として寄付される予定です。