大黒柱のこと
2013年 07月 22日
一番出入りの頻繁なところなので影響も大きく、障子戸がビクとも動かなくなっていたのです。ただでさえ寒い冬がより一層寒くて、早く修復したかったのですが、地震、竜巻と災害に見舞われたため、後回しになっていました。ようやく先週取り掛かることができました。
これがいままでの土台石です。以前の修復の跡が見えます。くさびを打っただけの対応でしたが、20センチ四方の小さい石なので、大きい石に取り換えることになったのです。

土台石を取り払ったところ。油圧ジャッキを5台も使って周りを持ち上げています。

新旧の土台石です。60センチもある石なのであと100年は大丈夫かな?

この石を運ぶのに「カニクレーン」とかいうのを使いました。

足を広げるとまさに「カニ」です。



白く見えるのが新しい土台石です。

なんと6センチも沈んでいたので、あちこちひずみが出ていて、その補修もたいへんです。
いまだに工事中。