白川郷の秘密 (?)
2012年 02月 12日
前回ご紹介したNHKテレビ、「アインシュタインの眼」で
筑波大学 安藤邦廣教授が解説。
今年は大雪で、
たっぷりの雪景色が見られました。
新潟うまれのワタクシめ、久しぶりに望郷の念にかられました。
それはさておき、茅葺屋根にはいろいろ優れものの仕掛けがありました。
まずは、「コマじり」と呼ばれる屋根を支える支点が優れものです。
十分の一の模型うを使った解説。
この「コマじり」で大きな屋根の重さをうまく逃がしているんです。
そのほか、萱の排水能力や、保温能力など、
先人の知恵の素晴らしさがよく分かりました。
さらには、使った萱を養蚕用の桑の肥料にするなど、
今はやりのエコなど、とっくの昔にやっちゃっています。
人間はたぶん100年くらい前の生活にもどらないと、
地球に鉄槌をくらうんでしょうね。