店蔵の修復 その19
2011年 12月 02日
9月のベルリン・フィルと先日のウィーン・フィルの演奏会では
チャリティ公演ということで、皆様から過分なるご支援を頂戴しました。
ありがとうございました。
ブログ上ではありますが、厚く御礼申し上げます。
その演奏会と平行して修復工事も少しづつではありますが、
進んでいます。
最近また地震が頻繁に起きていて、心配です。
とにかく早く修復しないと、元の木阿弥になってはかないません。
そんな中、店蔵の屋根の修復は完了しました。(西から東の方向を撮影しました)
「ぐし」と呼ばれる屋根の天辺はなんと15段飾りだそうで、
あけてびっくり玉手箱(ふる~)。
すべて瓦屋さんにお任せだったので、こんなになるとは。
こちらは小田山方面を望んだところ。(東から西を見たところ)
へっぴり腰で昇ってきたのは、もしかして振興会のカイチョー?
もう年なんだから、気をつけて。
え?人の心配する前にわが身を・・・。そうでした。
ようやく回りの壁の修復に掛かりました。
何しろ左官屋さんが引く手あまたで、なかなか来てもらえません。
それでも優先的に来てもらっているようで、ありがたいことです。
始まれば早いもんです。
あとは、高いところの雨どいの取り付けが済むと、
ようやく足場が撤去できます。
足場屋さんからも早くして欲しいと矢の催促。
壁塗りも、雨どい架けも高いところだけを済ませて、
来週あたり足場がとれそうです。
足場がなくなったところを早く見てみたいものです。