明治の金庫
2010年 09月 02日

大きさは110センチ×85センチの耐火金庫です。
目玉みたいなところをアップすると

「大日本東京大倉製」とあります。いかにも明治っぽいです。
当時の保険証書が残っています。

これによると、明治40年に購入したもので、価格が壱百六拾八円です。
いまのお金にするといくらになるんでしょうか。
火中時間が書いてありますが、読めません。拾時間?参時間?でしょうか。

保険期間は20年ですね。
保険の内容もごく簡単なものです。

今の読んじゃいけないような契約書とはえらい違いです。
この金庫、今でもちゃんと機能しています。
ダイヤル式の鍵ですが、開錠の番号をワタクシめは知りません。
知らないほうが、余計な嫌疑をかけられなくてすむかあ・・・負け惜しみ?
とはいえ、中身が大判小判・・・という訳もなく、
寛永通宝が数十枚入っているだけです。
それと当時の貸し金台帳があったかな。
夜陰に乗じて開けよう、などとは、夢、思わないでいただきたい。
はっきり言って、無駄です。
それに最近秋田犬のシロが立派に番犬の役を果たしておりますれば、
鉄壁の(?)防犯体制でありますよ、我が家は。
噛みつかれても知らんもんね。

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