馬頭町のこと その2
2009年 09月 18日
参道から見た乾徳寺です。

うしろが山になっていて、敷地面積は一町歩もあるでしょうか。
歩いているのが前住職さん。
本堂です。

先ほどの90歳の前住職さんがいろいろ説明してくださいました。

秋は、もみじの紅葉がすばらしいとのこと。
「私が植えたんですよ」相当思い入れがあるようです。
戦争中は大きな木を全部きられてしまった、と嘆いておられました。
お寺の由来です。

これによると、鎌倉末期、下野は宇都宮氏の支族であった武茂(むも)氏の菩提寺だとか。
7~800年も前のことになります。
北条にもある宝鏡印塔が40基もあるようで、古色蒼然としています。

馬頭町指定史跡ですが、もっと価値があるような気がします。
秋の紅葉の穴場でしょうか、ぜひ来て見たいものです。